本をカフェで読みたくなった
そこで「直感冒険の旅」に出ることにした
全ての行動を直感に委ね
サインをお願いするのだ
歩道橋が見えてきた
なぜか上りたくなった
上った瞬間
歩道いっぱいに軽ワゴン車がやって来た
私は階段からそれを見下ろしていた
ある方角がピンと来た
そこは一通の細い道路だった
入った瞬間
車の音がした
近づいてくる
面倒に感じながら
道の端へ目一杯寄ったら
通りすぎてくその車は
3333ナンバーだった
国道に出た
ピンと来た方角は
午後の陽が燦々と当たっていた
暑くてくたびれていた私は
「この直感に頼るには暑すぎる
だからそっちへ行くのならばサインをくれ」
とお願いした
信号が変わり横断してると
停車してるトラックのナンバーが
666だった
進むと
きれいなタイル細工の施された
壁があった
あまりにきれいだったので
その角を曲がったら
先にあった駐車場の車のナンバーが
777だった
そうしてその後も
ゾロ目や信号に導かれて
たどり着いたカフェは
望んでいた通り
緑が望め
お客は私だけでとても静か
エアコンが効いて涼しく
スタッフはどなたも感じが良かった
相談して決めたドリンクは
ビックリするほど美味しく
サービスにトフィーも付けてくれた✨
宇宙に委ねたカフェ探しの冒険は
大成功に終わった✨✨✨